クラウド会計の将来性
クラウド会計大手のfreeeが、LINEや三菱UFJ銀行などに対して65億の第三者割当増資資を実施することになったと報道されています。メガバンクまでもがクラウド会計に出資するとは、それだけ期待値が大きいんですね。
伸びるクラウド会計
freeeのプレスリリースで今回の発表を見てみると、サービス開始約5年で利用事業者が100万件を突破し、提携する税理士・会計事務所が5,390件になるそうです。今回の増資を受けて資本金が約161億円となり、非上場のベンチャーとしては大きな金額となっています。freeeは、非上場なので決算書は確認できませんが、同業のマネーフォワードは一足早くマザーズに上場しています。マネーフォワードのHPで開示されている平成30年11月期の計画では、売上は前年比大幅増ですが営業損益は赤字見込みです。急速に伸びているクラウド会計事業ですが、まだまだ経費が先行しており、黒字化にはもう少し時間がかかるようです。
これから
現状、クラウド会計が伸びているといっても、まだまだインストール型の会計ソフトをお使いの方の方が多い状況です。ただ、使い勝手も向上しており、今後は小規模事業者を中心に、クラウド会計のシェアが高まってくると思います。
当事務所では、クラウド会計ソフトの導入を支援いたしております。ご興味のある方は、問い合わせフォームよりご連絡ください。また、クラウド会計のメリット・デメリットをご紹介しておりますので、こちらもご参照ください。